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食べ走り人間の備忘録

旅行・グルメ・トレーニングの記録 食って走って・走って飲んで

穂香(愛知県豊川市) 

3年ぶりくらいの訪問になる駅近くのパン屋。



現在は木・土・日の3日間、11時半~という営業形態。
全商品一発出し・売り切れ終了のようで、開店直後からはしばらく行列も。

コンビニチックな菓子パン・総菜パンはなく、フィリング入りのライ麦パンが多めという変わったラインナップ。



クロワッサン:140円


物理的には軽いものの、表面は力強さのあるサクサク感、中も適度な弾力。
塩気が強めにきいており、発酵バターの風味と相まって何となく味が濃く感じられる部分あり。

ネガティブな要素は特になく分かりやすい美味しさで、価格的にはけっこう良いです。



クロワッサンダマンド:200円


上部にダマンドとスライスアーモンドたっぷりで、中はキャラメルクリーム。
甘ったるさを抑えるためのキャラメルと思われますが、控えめなビター感で微妙な着地点に。

と言っても、これも価格比であれば満足できる内容ではあり。



3種の湯ごねレーズンパン:150円

レーズン食パンもありましたがミニサイズの方にて。


湯種のわざとらしいモチモチ感はなく、優しい柔らかさと適度な弾力。
たっぷり入った3種のレーズンは総じて甘く、やや単調ではあるも、誰が食べても大丈夫なイメージ。



フルーツたくさんライ麦パン:400円

いろいろあるライ麦パンで最も高値だったものを。


ドライフルーツは品名通りたくさんで、クルミもゴロゴロ入っており。
ここまでいくと生地がどうこうと言う事でもなくなりますが、クセのないライ麦パンな感じです。



イチゴのクルミ入りデニッシュ:300円

なんとイチゴにチェダーチーズがかかっており、これいけるのか?と買ってみました。


ココア風味のデニッシュ生地はバリバリに近いようなザックリ感。
中のカスタードには細かなクルミを散らせて、リュバーブっぽい物も入って酸味もプラス。

生地とクリーム部の組み合わせもゴチャゴチャして良く分からないところに、全く分からない組合わせのイチゴとチーズで、摩訶不思議な全体像のデニッシュでした。


こちらはPOPに商品説明ではなく原材料が書かれており、それ自体は好感持てるのですが、さらっと見たところほぼ全てにビタミンC入り。

酸化防止剤の事なのか、違う用途の別の何かなのか分からず、どうも腑に落ちないところがありますが、正直で真面目なお店ではあると思います。


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LA PETITE MAISON(愛知県豊川市) 

今回は常温のいわゆる焼きっぱなし菓子で、こちらの方が力を入れている感があります。



キャラメル ポワール:270円


生地はみっちり詰まっていながらも、スッと気持ち良い歯切れ。
特にしっとり感はないものの、パサつき感も一切なく、何となくちょうど良い食感が持続。

キャラメリゼされた洋梨の甘みとほろ苦さも良い塩梅で、心地よく食べれます。


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バニーユ ショコラ:270円

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食感は柔らかくしっとり、サイドのアーモンドダイスがカリカリと。

香ばしいアーモンド、ジトッとした中央の生地には天然のバニラ香もありますが、やはりチョコレート生地の味わいの重苦しさが目立ってしまうかなと。


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パスティス:248円


生地はホクホクッとした印象で、アブサンの魅惑的な香りを期待しましたが、何とも綺麗なまとまり方。
洋酒感が控えめなせいかコーティングのチョコレートが主張強く、ちょっと重みの残る後味に。



ケーク・エピス:270円


生地はやや軽さのある食感、表面はグラスアローでシャリシャリと。
数種類が混ぜりあったような風味のスパイス感は穏やかに。

ガツンとスパイスきかせたパンデピスのような感じではなく、優しい甘み主体で香りのアクセントあるお菓子なイメージ。


どうしてもチョコレートの駄菓子っぽい味が気になりますが、普段気軽に食べる物としては充分かなと。

費用対満足度という意味では、現状では東三河で最も良いお店です。


category: 東三河

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八戸苺タルト2019春 

タルト・フレーズは店売りでも出てますが、八戸苺Ver.は特別枠で1台物。
冬の入りから春にかけて3度ほど出せれるようで、今回初めていただけました。

八戸苺という品種ではなく、八戸産の苺という事になりますかね。



ドーンとたっぷりなイチゴから、ドカーンと爆発的な香り。

イチゴそのものの香りが強い上に、強力なマラデボアのジュレがたっぷりで強烈なファーストインパクト。
さらに奔放に広がる香りのセカンドインパクト、さらに・・と、香りだけでずっと楽しめそうな勢い。



凛とした美しさがあり、エネルギッシュさも感じられる佇まい。

当然ながら衝動に耐えれず、トッピング風に乗せられたナパージュがけされてないイチゴを頬張ってみると、ほどよい固さから豊かな甘み、程度な酸が調和しながら、終始感じられる香り高さ。

何かが突き抜けるわけではないものの、足りないものが一切なく、イチゴの良い部分だけを凝縮したようなとてもバランスの良い美味しさ。

正直、あまおうより美味しいって本当なのかなと疑ってましたが、一般的に出回っているあまおうでは適わないレベル。



お馴染みのピスターシュのダマンドは若葉色で、どこか春の気配が一層引き立つように。
ややアロマティックな方向ですが、一口目に鼻の奥にツンと来るタイプではなく、ナチュラルな豆感がどっしりと。

タルト生地はザックリ香ばしく、直後にダマンドと共鳴しながら溶け合うような一体感。
その和音がイチゴとも重なり合い、絡み合う味と香りはどこまでも昇華し、そのまま昇天してしまいそうな余韻。

う・・うめぇ・・・と、まさに唸ってしまうような美味しさ。
タルトフレーズ自体は何度も食べており、目新しさはないのに、思わず唸ってしまった素晴らしさでした。


しかし青森がイチゴの名産地とは聞いたことないですが、恐るべし八戸。
よし八戸に行こう、1000kmくらいかな?自転車だと4日かかるな・・10連休では足らんな・・・

などと、ちょっとその向こう側にも思いを馳せてしまう1品でした。


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フレジエ2019 

もし食べてみたい物を1つ選べれるなら・・と、考えた時、真っ先に思い浮かべるフレジエ。
登場は5年ぶりだそうで、幸運にも頂けました。



ジェノワーズ生地、ピスターシュのムースリーヌ、そして八戸苺という構成。
どっしり大きなキューブ型で、見た目のイメージ以上の重量感。



厚めの生地は隙がないほどにみっちり詰まっていながら、噛んだ瞬間にスーッと消えていくように。
「ちょっオイどこ行った!?」と思うほどに、理解不能レベルの口溶け。

味わい自体にも深みがあり、マジパン風の層も含めてふわりとアーモンドが香りますが、刹那的な口溶けからどこか儚げな印象にも。


ムースリーヌはややザラッとしたファーストタッチ、直後に滑らかな質感に変化し、やはり驚異的な口溶け。

ピスターシュは出しゃばりすぎないナチュラルな香りの入りから、溶けていく過程とともに魅惑的な香りに移行して、終盤にはキルシュ系の香りを伴ってもう1段階の伸びがあり。


そして何よりイチゴの力強い味と香りは、その抜きん出た生地とクリームさえも引き立て役にするかのように。

リキュールのマセレもされていますが、イチゴそのものから弾けるように発せられる華やかで伸びやかな香りは、何がメインのお菓子であるかを訴えかけるような圧倒的な存在感。



帰ってゆっくり味わうようにもう1つ・・・と思いきや、あっという間に消滅。

たぶん100を超える店でフレジエと名のつくお菓子を食べてますが、こんな生地初めて、こんなクリーム初めて、そしてイチゴが美味しいフレジエを初めて食べました。

全てが濃厚・重厚ながら、なぜか爽やかさ・軽快さを感じる食べ心地、あまりにスッキリした食後感。
あー、まただ・・また魔法にかけられたようなこの感覚・・・

つまりは快感です。


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パンビュセス(愛知県蒲郡市) 

2年ほど前にオープンのパン屋。



美容院と併設の変わった建物にあり、ワンオペでやられているよう。
「メガネのパン屋さん」とありますが、オーナーはこの時はメガネはかけておらず。

菓子パン・惣菜パンは少なくハード系が多めなラインナップで、東三河標準な価格設定。



クロワッサン:151円


物理的にも食感も軽く、シャリッとした入りからハラハラと散らばっていくような薄い層。
表面はカラッと乾いた質感ながら、全体的に発酵バターの風味はそこそこにあり。

苦みのようなネガティブに感じる風味もありますが、価格からであれば悪くはない感じです。



あんバターフランス:173円

普段あまり買わないものですが、白いバターが気になって。


バゲット生地にそれほど風味なく、餡も甘みを極力控えたような仕上がり、バターは中央バターの無塩かなと。
全体的にイメージよりも味気ない感覚にはなりますが、これはこれでバランスが良い印象です。



くるみとオレンジ:194円


クルミは大きいのがゴロゴロ入って香ばしく。
オレンジピールにはコアントローっぽい風味があり、みずみずしさと華やかさも感じられ。



クランベリーとホワイトチョコ:216円


水分量少なめなリュスティックで、表面はカリッと中はソフトに。
クランベリーはシロップ漬けされて甘く、さらにチョコレートも加わりますが、甘ったるさは感じず食べれます。



もちもち食パン(1/2):216円


ふんわり柔らかく、噛んでいくとモッチリし、しっとり感やみずみずしいと言うよりは水っぽい質感。
グルテン強めで軽さを補いつつ、甘みは強めで、一般的に食べやすく感じるよう上手く作られている印象。


リーズナブルでちゃんとしたものが食べれそうな町のベーカリーでした。


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