食べ走り人間の備忘録
旅行・グルメ・トレーニングの記録 食って走って・走って飲んで
現人神(あらひとがみ)
2014/06/27 Fri. 00:00 [edit]
エースを崇拝し続けている僕がこんなことを言えば、一種の背信行為になるのかもしれないが、初めて彼と会った際に抱いた印象は決して好ましいものではなかった。
いや、最悪だったと言っていい。
何なんだ?コイツ・・・と思った。
遠目からは、穏やかな表情で柔らかい物腰ではあったが、それがかえって薄気味悪かった。
内面から溢れだす、得体の知れないオーラが尋常ではなかった。
そんな彼による僕への第一声は、「お前、俺の支配下に入れ」だった。
って、お前は何の支配者だ?と突っ込もうかと思ったが、そんなことはできなかった。
まさしく彼は、すでにして支配者であり、そして神と崇められていたのである。
僕はそれまで、本当に人を尊敬したり、誰かの行動・言動に感動したことがなかった。
だが彼に接し、こんな人が実在するのかと驚嘆し、すべてを理解できた。
もとより支配下どころか、親しくなる気などは、だからなかったのだけれども、その存在を目の当たりにして完全に諦めがついたとも言える。
「喜んであなたの犬に、奴隷になろう」僕は言った。
「いや、犬はいらんし、奴隷は家に1人いて間に合ってる。下僕になれ」彼は返す。
立場など何だっていい。 崇高なものは関われるだけで幸せである。
その日から、僕の平穏だった人生は波乱へと激変していくのだが、そんな「何が人生の分岐点になるかわからない」な話はまた別の機会にするとして。
本日6月27日、エース42歳となる。
だが・・・嫁はまだ20代である。
そんな信じられない人間が、実在するのだ。
いや、最悪だったと言っていい。
何なんだ?コイツ・・・と思った。
遠目からは、穏やかな表情で柔らかい物腰ではあったが、それがかえって薄気味悪かった。
内面から溢れだす、得体の知れないオーラが尋常ではなかった。
そんな彼による僕への第一声は、「お前、俺の支配下に入れ」だった。
って、お前は何の支配者だ?と突っ込もうかと思ったが、そんなことはできなかった。
まさしく彼は、すでにして支配者であり、そして神と崇められていたのである。
僕はそれまで、本当に人を尊敬したり、誰かの行動・言動に感動したことがなかった。
だが彼に接し、こんな人が実在するのかと驚嘆し、すべてを理解できた。
もとより支配下どころか、親しくなる気などは、だからなかったのだけれども、その存在を目の当たりにして完全に諦めがついたとも言える。
「喜んであなたの犬に、奴隷になろう」僕は言った。
「いや、犬はいらんし、奴隷は家に1人いて間に合ってる。下僕になれ」彼は返す。
立場など何だっていい。 崇高なものは関われるだけで幸せである。
その日から、僕の平穏だった人生は波乱へと激変していくのだが、そんな「何が人生の分岐点になるかわからない」な話はまた別の機会にするとして。
本日6月27日、エース42歳となる。
だが・・・嫁はまだ20代である。
そんな信じられない人間が、実在するのだ。