雑食食べ歩き人の備忘録

旅行・グルメ・トレーニングの記録

羨望と嫉妬 

話題の芥川賞受賞作「火花」を読みました。

 
と言っても、単行本を買ったわけではなく、文藝春秋の方で (;´∀`)

ジャンルで言えば青春小説ですが、読みやすい内容です。

主人公の「僕」が、永遠に追いつけないだろう先輩に抱く感情。
その先輩に私淑しつつも、時にネガティブさを感じるあたりに刺さる部分がありました。


僕と先輩を、自分とエースに置き換えて感情移入してみるとどうか。


僕は、「立命館首席」の肩書きも「13歳下の嫁」も「52万5千円の枠」もない。
僕の資質では、どれだけ努力をしてもそれらを手に入れる事は不可能だろう。

だからといって僕は、エースに対して憧れの感情があるわけではない。
それらがなくても、自分としては充実した日々、幸せな人生を送っているつもりだ。

むしろ僕は、彼の歩んで来た道を侮蔑していると言っていい。


立命館首席卒後、10年以上も定職に就かず、好きな事をして遊び続けていた日常。
大学入学時から、30歳を過ぎてもなお、親から高級車を買い与えられる環境。
趣味に飽きたら、自分探しと評してヨーロッパに数ヶ月放浪できる時間・経済的余裕。
ごく普通の生活でもしてみようかと思えば、簡単に13歳も年下の美女と結婚できるスペック。
その結婚を機に、のちに神殿と呼ばれるような豪邸をあっさり建てれる財産。


もちろんそれらとて、彼の生まれ持った才能と言えるかもしれない。
だが、こんな人生を送ってきたヤツがまともな人間であるはずがないし、自分より幸せであって欲しくない。

しかし彼は、僕が出会ってきた人の中で、最も幸せな人間であった。
僕がたまに感じれるささやかな幸せなど、日常の出来事であるかのごとく人生を送っている。

そんな彼に対して僕は、本当になんの憧れもないと言えるか?
自分より幸せであって欲しくないという思いは、妬みからくる感情ではないのか?


人はいつだって見たいと思ったものしか見ない。

僕が見てきたエースは、ナメた人生を送ってきた嫌な奴では決してなかった。

何もかも持ちながらそれを誇らず、何も持たない僕を見下したりしなかった。

その姿に、そんなエースに、きっと僕は激しく憧れ、妬んでいるのだ。


と、簡潔に青春小説っぽく書いてみると、僕の技量ではまとまりなく鬱陶しい文章になりますね (;´∀`)


なお、先の文章の中で、話の流れ上やむを得ず1箇所だけ嘘をつきました。

僕の出会ってきた人の中で、最も幸せな人間は、断トツでロリさんです (・∀・)



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category: エース神話

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